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摂食障害をはじめとする心身症やアダルトチルドレンの問題の原因には、「自信のなさ」が根本にあることが多いものです。

自信とは、イコール自尊心と言い換えることができます。

私たちは、生まれてから幼少期を過ごす過程で、この自尊心を育むことが最も重要になるといっても過言ではありません。

三つ子の魂百までと言いますが、3歳までに身に付けた物事が、その後の人生に深く影響を及ぼしていくといわれています。

ですので、3歳までに育った環境や、関わる人、影響を受けたことは、その人の人生を左右するほどの大きな力を持っているのです。

ただ、3歳までの記憶は殆ど忘れてしまうため、その多くが無意識潜在意識に残り、表面意識には上ってきにくいことも特徴です。

「なぜか、いつも自分に自信が持てない・・・」

「なんだかわからないけれど、いつも同じ失敗パターンに陥ってしまう・・・」

このように思い当たるなら、もしかすると幼少期に自尊心を傷つけられた体験が、大人になった今も影響を与えているのかもしれません。

そして、正常な機能を持たない機能不全家族と呼ばれる家庭は、自尊心が育みにくい土壌といえます。

このため、機能不全家族で育ったアダルトチルドレンにとっては、自尊心を持つことが大きなテーマといえるでしょう。

自尊心の問題は、根っこが意識の深い領域にあるために、一朝一夕ではなかなか回復しにくいもの。

また、自尊心が原因になり、人間関係のトラブルも引き起こされやすくなります。

次章では、私自身の体験を例に挙げながら、自尊心についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

→ 次章「自尊心が低い人は」