Pocket

当サイトの管理人である私は、過去に摂食障害をわずらったり、機能不全家族について悩んだりしてきました。

特に、家族についての悩みは、今も尽きませんね。

そして、私は心理カウンセラーとして、メールで悩み相談を受けることがあるのですが、ご相談者の方はどこか優れたところのある方が多いな、という印象を受けます。

礼儀正しく、メールの文面もしっかりしていますし、自分の思いや状況を伝えよう、解決しようという気持ちが伝わってきます。

悩みを抱えてしまう人というのは、感受性が強く、真面目で努力家なため、周囲の問題を引き受けがちになってしまったり、がんばりすぎてしまうことが多いようですね。


当サイトを訪れてくださる方の中にも、そのような方がきっと多いのではないかと想像しています。

そんな感受性をお持ちの方に、ひとつご紹介したい本をみつけました。


それは、「アンネの日記」です。



世界の名作として、もう多くの方が読まれていると思いますが、私はごく最近読んで、とても強く心に残りました。


13~15歳という多感な少女時代を、隠れ家という特異な環境の下で過ごし、その鋭い感受性と観察眼、そして豊かな心の世界を日記に書き残したアンネ・フランクは、私たちに多くの言葉の遺産を残していってくれました。

その中には、親(特に母親)との相容れない葛藤も綴られています。


大人たちの理不尽な言動や行動に耐えながらも、明るく気丈にふるまい、成長していった一人の少女の強さと優しさが、今の私たちの心を励まし、癒してくれます。

そして、私たちが辛い状況の中でどう考え、どう生きればいいのかを、はっきりと示してくれているようです。

これは、機能不全家族について書かれた本に勝るとも劣らない、力と勇気を与えてくれる本だと思いました。


次章では、アンネが「幸福」について語っている部分をご紹介させていただきますね。

→ 機能不全家族に役立つ読本 その2へつづく